コーティングを施工したトヨタ センチュリー 神威エターナルブラック(225)

TOYOTA / トヨタ プロテクションフィルム

【プロテクションフィルム、コーティング】3代目トヨタ センチュリー 神威エターナルブラック(225)

2021年1月22日

こんにちは、株式会社 カーハート 神戸店です。

今回、ご紹介するのは 3代目トヨタ センチュリー 神威エターナルブラック(225)です。

2018年のフルモデルチェンジによって生まれ変わった現行センチュリーは、その歴史と品格で知られるトヨタの最高峰モデルです。

センチュリーといえば天皇陛下の御料車、トヨタ社長の愛車などVIP御用達の1台として知られる別格の1台です。

特にオープンモデルが天皇陛下のパレードで使用された事例は、センチュリーの特別な位置づけを象徴しています。

いつもカーハートにご用命くださっているオーナー様からご紹介いただいたオーナー様からのご用命でした。

ご紹介とご用命を頂き誠にありがとうございます。

どちらのオーナー様も大の車好きでおられますが、今回のセンチュリーもその趣味性が現れています。

下回りのメッキパーツ、メッキモール、グリル周り、エンブレムに至るまで全てブラックアウトされています。

しかも、ホイールを見ると...。

なんと ロールスロイスなどの輸入車カスタムで有名な マンソリーのホイールが...。

こちらのホイール、グロスブラックにペイントされてから装着されているそうです。

あらゆるところにこだわりが垣間見え、ひと目で車好きが乗る1台だと分かります。

さらに注目すべきはこのセンチュリーが纏う外装色、神威エターナルブラック(225)です。この専用色は、3代目センチュリーのフルモデルチェンジを機に新たにラインナップに加わりました。

その深い輝きは、研磨を手がけたスタッフからも「これまでとは一線を画す黒」との声が上がるほど。

調べた所この特別な色はただの黒ではなく、黒色への究極の追求が感じられるものであることが分かりました。

神威エターナルブラック(225)について

  • 後部座席に乗られるVIPが「映り込みが美しく見えるように」というところまで配慮されている。
  • 漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装に、研ぎと磨きを加えて奥深い艶と輝きを追求。伝統工芸の漆塗りを参考に、流水の中で微細な凹凸を修正する「水研ぎ」を3回実施し、さらにその後、一点のくもりも残さないよう「鏡面仕上げ」を施している。
  • 電着、中塗り、ベースカラー、クリア(無色)、ベースカラー、カラークリア(ブラック)、トップクリア(耐すり傷)の7層(7コート5ベイク)という塗膜構成。(一般的なソリッドカラーのボディは、下地、中塗り、上塗りの3工程塗装)
  • レクサスも同様の工程を行っているが、センチュリーはそれを職人の手作業で行っているためレクサス以上に細やかな塗装。
  • 塗料の成分も異なり、レクサスにも使用されていない最高ランクの塗料を使用。
  • 塗装ブースから出てくるのに1週間もかかる

参考リンク 

コレは凄い! トヨタ「センチュリー」匠のスゴ技光る驚きの制作過程とは - くるまのニュース

【新型センチュリー】輪島塗に学んだという新色エターナルブラック「神威(かむい)」をはじめとする、細部へのこだわりは?- クリッカー

長く美しさが保たれる?センチュリーやレクサス等の高級車の塗装は、何が違うの?- Carme

トヨタ センチュリー、21年ぶりのフルモデルチェンジで先進・快適装備充実 1960万円 - レスポンス

このセンチュリーの外装に施された塗装は、7層もの塗料を重ね時間をかけて仕上げられた、まさに工芸品のような特別なものです。

その上、すでに鏡面磨きが施されておりその施工の難易度は、トヨタの高難易度塗装であるブラック(202)をも上回るものでした。

このような繊細で高度な技術を要する塗装は、専門的な知識と高度な技術力が求められます。

今回は高難易度なお車に

  1. GENESISガラスコーティング
  2. プロテクションフィルム / ドアハンドル
  3. プロテクションフィルム / ドアエッジ

以上3点を施工させていただきました。

施工前の塗装の状態をご覧ください。 

初年度登録から約半年ほど経過しておりましたが、鏡面仕上げの輝きがあるもののいくらかギラツキが目立っていました。

問題はカーハートの熟練したスタッフによる磨き作業を経て、この貴重な車体をどこまで磨き上げられるかということです。

センチュリーの入庫も神威エターナルブラックのコーティングも初めてです。

それでもこれまでの経験と技術力で、細心の注意を払いながら丁寧な磨きを全体に行いました。

研磨作業を行う前にはマスキングを丁寧に施します。

これはセンチュリーだから行っているわけではなく、どのようなお車でもボディコーティングの研磨の前に必ず行います。

マスキングをすることでコンパウンドが車内に侵入するのを防ぎ、塗装が弱い端が飛ばないように保護します。

この慎重な手順が車両を守りつつ、品質の高い仕上がりを実現するために不可欠です。

研磨作業では磨き残しのないよう、全体を均一に仕上げることを心がけます。

今回の神威エターナルブラックは製造工程が特殊であったため、通常よりもさらに手間と時間を要しました。

高品質な仕上がりを実現するために、スタッフたちは営業時間を超えて施工を行いました。

全ての車両に共通する作業として細部に至るまで丹念に磨きを施し、エンブレムの端などの細かな部分まで手を抜くことなく磨き上げました。

続いて研磨で使用したコンパウンドをしっかりと洗い流しました。

マスキングで大部分のコンパウンドは車体に残りませんが、塗装のパネルの間にこびりついていることがよくあります。

残していてもオーナー様は気づくことがほとんどありませんが、気付かないところまで美しく仕上げるのがカーハートです。

コンパウンドを落とした後は、徹底的な脱脂処理を行いました。

この脱脂処理によりコーティング剤の密着性が向上し、長持ちする仕上がりを実現します。

プロテクションフィルムの施工後は最終的なコーティングと細部のチェックを行い、美しい状態でオーナー様ににお返しするための作業を行いました。

どのように仕上がったのでしょうか。

どうぞご覧ください。

コーティング施工後のセンチュリーはまるで夜空のように深く、神秘的な輝きを放つようになりました。

その漆黒のボディは光を吸い込むような深みがあり、まさに「エターナルブラック」という名にふさわしい色深さを体現しています。

車全体が鏡のようになっており景色を美しく映し出し、車と周囲の環境が一体化しているかのような錯覚に陥らせます。

細部に至るまで手が行き届いた仕上げは、見る者の心を掴みます。

とても美しく仕上がりました。

あまりの美しさにプロテクションフィルムを施工した箇所を撮っておくのを忘れておりました。

カーハートは今年で28年目を迎えますが、特別なお車を、特別な黒をここまで美しく磨き上げることができた 1つの節目となる施工実績となりました。

オーナー様には「また知り合いを紹介します」「かなり気に入っています」と嬉しいコメントも頂きました。

喜んで頂くことができて本当に良かったです。

引き続き洗車やメンテナンスを通して長くこの美しいセンチュリーを楽しんで頂ければと思います。

ご用命ありがとうございました。

===

カーハートは希少車から市場で人気のある車種に至るまで、国産車も輸入車も、あらゆるタイプのお車を一貫して丁寧に美しく仕上げます。

初めてのお客様でも、何度もご利用いただいているリピーターのお客様でも、ご用命の車種に関わらず一貫した高品質なサービスを提供いたします。

初めて専門店に出される方でも歓迎いたします。

車やオーナー様、施工内容に合わせて手を抜くことは一切ありません。

これはカーハートの約束です。

疑問をたくさんお持ちでも全てしっかりと対応いたします。

ご相談やお見積もりなどお気軽にお問い合わせください。

https://carheart.jp/2023/11/17/grg75-century-coating/

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