プロテクションフィルムの選び方
同じ名前でも、
中身は違います。
プロテクションフィルムは、市販品を自分で貼る、ディーラーで純正品を施工してもらう、専門店に依頼する、という3つの選び方があります。どれが優れているという話ではなく、何を優先しているかが違います。違いを知ったうえでお選びください。
3つの選択肢
| 項目 | 市販品(DIY) | ディーラー純正 | フィルム専門店 |
|---|---|---|---|
| フィルムの透明感 | 低い。貼ってあることが分かる | 高い | 高い |
| 伸縮性・施工のしやすさ | 低い(耐久性を優先した構造) | 高い(施工性を優先) | 低い(保護範囲を優先) |
| 保護できる範囲 | 製品による | 狭め | 広い |
| 施工する人 | ご自身 | ディーラーまたは外注先 | 専門のスタッフ |
| 保証 | なし | 製品による | 製品10年+施工保証 |
| 費用 | 数千円〜 | 中 | 高い |
| 向いている方 | 費用を抑えたい/小さな部位だけ | 納車時にまとめて済ませたい | 範囲と仕上がりにこだわりたい |
ディーラーでの施工内容はメーカーや店舗によって異なります。専門店に外注している場合もあり、その場合は仕上がりも施工店によって変わります。
市販品を、自分で貼る

耐久性はあるが、貼るのが難しい
市販のプロテクションフィルムは、耐久性を確保するために収縮性を犠牲にしている製品が多くあります。伸びないフィルムは曲面に追従しにくく、貼る作業そのものが難しくなります。
結果として、ゴミの噛み込みや気泡が発生しやすくなります。写真は市販品を貼ったドアステップですが、透明感がないため、粘着テープを貼ったように見えてしまっています。
ドアエッジのような小さく平らな部位であれば、ご自身で貼るのも一つの方法です。ただしボンネットやバンパーのような大きく曲面のある部位は、経験がないと難しいと思います。
ディーラーで、純正品を施工する

透明度は高く、範囲は狭め
ディーラーで扱われるフィルムは透明度が高く、仕上がりも整っています。ただし施工のしやすさが優先されているため、保護できる範囲は比較すると狭めです。
たとえばドアハンドルまわりであれば、くぼみの内側だけを覆い、周囲までは回り込まないといった形になります。施工時間が短く済み、失敗のリスクも低い方法です。
納車と同時に済ませられる手軽さは大きな利点です。「まずは最低限の保護を」という考え方であれば、合理的な選択だと思います。
専門店に、依頼する
カーハートの施工内容
施工が難しくなっても、範囲を広く取る
カーハートで使用しているXPEL ULTIMATE FUSIONは、透明度が高く、表面にコーティング層を備えたフィルムです。そのぶん施工の難易度は上がりますが、保護できる範囲を優先しています。
パーツの端まで回り込ませ、可能な範囲で巻き込む。エンブレムは基本的に外す。カットデータをそのまま使わず、実車に合わせて編集する。こうした作業の積み重ねで、数年後の見た目と保護範囲に差が出ます。
フィルムの上にXPEL純正のコーティングを重ねることで、防汚性をさらに高めることもできます。
10年の製品保証
XPELの製品保証は初回施工日から10年。製造上の欠陥による黄ばみ、ひび割れ、ふくれ、剥離が対象で、次のオーナー様に引き継げます。
施工保証と無料点検
施工が原因の浮きや剥がれは、期間を区切らず無料で対応します。フロントフル施工・フル施工のお客様には、3〜6ヶ月で無料点検をご案内しています。
剥がすときまで対応します
貼り替え、剥離、クリーニング。他店で施工されたフィルムの剥離もお受けしています。施工して終わりではありません。
どれを選ぶか
- 費用を抑えたい
- ドアエッジなど小さな部位であれば、市販品をご自身で貼るのも選択肢です。うまくいかなければ、専門店で貼り直せます
- 納車時にまとめたい
- ディーラーでの施工は手軽です。ただし保護範囲は確認しておいてください。あとから足りない部分だけ追加することもできます
- 長く乗るつもり
- 数年後の状態を考えるなら、範囲を広く取れる専門店をご検討ください。剥がすときのことまで含めて相談できます
- 高額な車、手に入りにくい車
- 塗装の補修や部品の交換が難しいお車ほど、広い範囲の施工がおすすめです。
- 他店で施工済み
- 貼り替えや、保護されていない部位の追加施工も承ります。他店で施工されたフィルムの剥離にも対応しています



