こんにちは、株式会社カーハートです。
今回は BMW Z4 M40i フローズン・グレーの施工実績をご紹介いたします。
施工内容
- GENESISガラスコーティング 輸入車 Sサイズ マット塗装
- プレミアムパック(ホイールコーティング・ウィンド撥水コーティング/全面)
- シリコンワイパーゴム交換
- レザーコーティング / 運転席,助手席+トリムなど
- プロテクションフィルム / ドアハンドル(ドアカップ)
- プロテクションフィルム / ドアエッジ
- プロテクションフィルム / ドアステップ
- プロテクションフィルム / リアバンパー 部分
- 酸化チタンコート キャンペーン施工
- 板金塗装 左右ドア
ご新規のオーナー様からで大阪府からのご用命でした。
ありがとうございます。
今回のZ4は2019年に30台限定でリリースされたM40i フローズン・グレーの1台です。
オーナー様がお悩みだったのがこちら。
なにかが垂れた筋や水シミなどが見えます。
オーナー様は雨の日は乗らないようにしており、保管も立体駐車場で行っているそうですが、突然の雨や立体駐車場内の上から垂れてくる水などで汚れてしまったそうです。
それで付着したものを取ろうと思い、市販のケミカルを使ったところ塗装がおかしくなってしまったとのことでした。
外で見ると、部分的に水アカができているのかと思っておりましたが、ガレージ内で見てみると・・・
特殊照明で照らしたところ、運転席側ドアの広範囲で塗装がおかしくなっておりました。
助手席側も運転席側ほどではありませんでしたが、おかしくなっている部分がございました。
入庫時にお伝え頂かなかったですが、左リアフェンダーにも固着した水アカがございました。
ある程度のレベルであればカーハートで除去できるのですが、このレベルになると除去できません。
鈑金塗装にて再塗装が必要になります。
とはいえ、マット塗装はお手入れが難しいだけでなく、塗装自体も難しいためほとんどの鈑金業者では対応してくれません。
カーハートもいくつか鈑金塗装の業者様を知っていますが、どの業者でもマット塗装の再塗装はできないとのことでした。
それで今回、メーカーの下請けもしている鈑金塗装業者様に相談したところ、塗装可能ということでお願いいたしました。
およそ10日ほどで塗装が完了し返ってきました。
ピアノブラックの研磨可能なパーツは全て研磨してからコーティングいたしました。
ホイールは外してクリーニング&コーティングを行いました。
BBSのシルバーのホイールがとてもカッコいいですね。
その他レザーリペア・レザーコーティング・プロテクションフィルムなどを施工し完成いたしました。
完成写真をご覧ください。
再塗装によって荒れていた塗装はクリアなグレーのボデイに回復しました。
レザーリペアのビフォーアフターをご覧ください。
施工前の状態がこちら。
擦れて破れてしまっています。
施工後の状態がこちらです。
どこに傷があったのか分からない仕上がりになりました。
レザーリペア後にレザーコーティングを行い、傷や汚れがつきにくくいたしました。
メンテナンスしやすくもなりました。
塗装は全塗装ではないため、塗装した箇所の色が若干異なります。
しかし実はボンネットとリアゲートで色味が新車時よりすでに異なっており、通常の塗装とは違い全てのパネルで色が完全に一致しているわけではありません。
ですので、完全に色差が無いようには塗装ができません。
ご参考ください。
プロテクションフィルムはドアエッジ・ドアハンドル・ドアステップ・リアバンパー下部に施工いたしました。
ロッカーパネル下部にすでにフィルムが貼られていましたが、マットではなくまさかのクリアのプロテクションフィルムが貼ってありました。
貼り替えたいところですが、カーボンのガーニッシュの下に貼られているため貼り替えできませんでした。
せっかくのマット塗装なので、艶が出ないように配慮してほしいところですね。
レザーコーティングはステアリング・トリムにも施工しております。
鈑金塗装によって本来の美しさを取り戻し、コーティングによって美しさを維持しやすくなりました。
オーナー様が「管理が大変です」とおっしゃっておられましたが、まさにそうだと思います。
通常の塗装では再塗装しなくてもできることは色々ありますが、マット塗装は再塗装しなければ対処できないケースが多いです。
可能な限りサポートさせていただければと思います。
オーナー様には仕上がりに喜んで頂くことができ良かったです。
ちなみに、今回の鈑金業者様はBMWだけでなくMercedes-Benzのマット塗装にも対応しているそうなので、マット塗装の鈑金塗装をお探しの方はお気軽にお尋ねいただければと思います。
ご用命ありがとうございました。