こんにちは、株式会社カーハートです。
今回は Mercedes-AMG G63 マグノナイトブラック の施工実績をご紹介いたします。
2013年式のG63になります。
オーナー様は新車でゲレンデを注文されていたそうですが、納期が伸びるということを聞いてこの1台を購入されたそうです。
ディーラーの営業さんの話によると現在 Sクラス以外は抽選販売方式だそうで当たったとしても車が来るまでにかなり時間がかかるようですね。
それで、コーティングと何箇所かのプロテクションフィルム施工でご入庫頂いたのですが、前のオーナー様のカスタマイズが残っており、ドアやランディングボードが部分的にシートが貼ってあったり、ラバーペイントと呼ばれる簡易的な塗料で塗装してあるのが分かりました。
愛着を持って使用・保管されていたようなのでボディの状態は年式にしては良好でしたが、ラッピングとラバーペイントが剥がれかけたり傷んでおりました。
このような剥がれかけている部分を剥がして修復し、ラバーペイントの箇所はしっかりと塗装し直すことになりました。
結果、作業がいくつか追加となり最終的に下記内容で施工させていただきました。
施工内容
- GENESIS ガラスコーティング 輸入車 LLサイズ
- プレミアムパック(ホイールコーティング,ウィンド撥水コーティング/全面) 輸入車 LLサイズ
- ラッピングフィルム / サイドモール
- ラッピングフィルム / タイヤカバー背面
- プロテクションフィルム / サイドステップ(ランディングボード)
- ラッピングフィルム / サイドステップ(ランディングボード)
- プロテクションフィルム / ドアエッジ(リアゲート含む)
- プロテクションフィルム / ドアハンドル(ドアカップ)
- 塗装 / メルセデスエンブレム、パーツ、フロントグリル
たくさんのご用命、誠にありがとうございます。
ラバーペイントで黒くなっていたパーツはケミカルを使うと簡単に落とすことができました。
簡単に黒くできるラバーペイントですが、その分簡単に落としやすく劣化するとベタベタするので、あまりオススメできません。
こういったパーツを提携している工場に出して、しっかりと黒くしてもらいました。
大径のホイールはしっかり1本1本外して表面・裏面・ブレーキキャリパーまでコーティングいたしました。
作業の様子は以上です。
当初予定では2日程度でお返しでしたが、追加作業の関係で10日ほど預かって作業させていただきました。
完成写真をどうぞご覧ください。
新車のように美しいAMG G63が完成いたしました。
ベタベタしていたラバーペイントを剥がしフィンの中のパーツはマットブラックに、それ以外周りはグロスブラックで仕上げました。
グロスブラック仕上げのところは通常銀メッキのパーツですが、グロスブラックに仕上げることでワンポイントのアクセントが加わりました。
サイドモールのラバーペイントは剥離後、ラッピングいたしました。
V8 BITURBOの上のモールは本来は AMGのモールなのですが下地がホワイトにAMGが黒のモールでそのまま付けると、浮いてしまうのでラッピングで隠しました。
統一感ある仕上がりになっております。
ドアに貼っていたラッピングは全て剥がし、ドアエッジ、ドアハンドルはプロテクションフィルムを施工いたしました。
光の角度ではうっすらと四角くラッピングされていた跡が見えますが、貼った状態に比べて目立たなくなりました。
リアゲート周りはこのようになりました。
傷んで剥がれかけていたカーボンフィルムは取り除き、本来の姿に戻りました。
糊の粘着が残っていたのでライト周りは軽研磨を施しております。
スペアタイヤカバーの背面パーツはラバーペイントを剥がし、ラッピングすることでベタつきの無い状態になりました。
エンブレムは塗装いたしましたのでもう色が剥がれる心配をする必要はありません。
「AMG」「G63」「V8 BITURBO」フロントグリルエンブレムも1つずつ塗装いたしました。
ランディングボードはすでにラッピングされていましたが、こちらも剥がれかけていましたので剥がして再施工いたしました。
剥がれかけたり、存在感のあるラッピングが無くなり美しい状態へと蘇りました。
カーハートとしてはかなり達成感のある1台でした。
オーナー様には大変喜んで頂くことができ、感謝のLINEも頂くことができました。
とても嬉しかったです。
扱いの大変なマット塗装ですが引き続きメンテナンス等でサポートできればと思います。
ご用命ありがとうございました。