こんにちは、株式会社 カーハート 神戸店です。
今回は LAND ROVER DEFENDER 110 の施工実績をご紹介いたします。
施工内容
- プロテクションフィルム / ドア クリーニング
- ファインラボ マットセラミックコーティング部分施工
- プロテクションフィルム / ドアカップ(研磨込)
- プロテクションフィルム / リアバンパーゲートステップ
- プロテクションフィルム / ヘッドライト下 貼替
- デントリペア / ボンネット
ご新規のオーナー様からのご用命でした。
ご用命ありがとうございます。
今回、少し特殊な案件でご相談いただきました。
こちらの画像をご覧ください。
DEFENDERのオプションでおなじみのマットプロテクティブフィルムが施工された1台でしたが、白いもやができていました。
オーナー様に伺ったところ、シミができていたようで磨いたところ白いもやができてしまったということでした。
シミが付着すると気になる気持ちはよく理解できるのですが、マット系のプロテクションフィルム(ステルスプロテクションフィルム)は磨くと、修復ができないもやができてしまうことがあります。
ちなみにシミについては状態にもよりますがクリーニングで除去することが可能です。
クリーニングできない場合、貼替えとなります。
シミなどの汚れ除去の方法の中でも研磨は最も効果が高い方法ではあるものの、表面を薄く削る方法であり削った表面は再塗装や貼替え以外では戻せないため、今回はクリーニングで改善しない可能性が高いと考えており、オーナー様にもお伝えしておりました。
とはいえ、貼替えになりますと今回はドアという大きなパーツであるため4面の貼替えで30万円程度の費用が見積もられておりました。
なかなかに高い出費になってしまいます。
そのため改善しない可能性が高いと考えつつも、フィルムを貼り替える前提でクリーニングを試してみました。
ポジティブな予想をしておりませんでしたが、驚いたことに除去することができました。
他の面も特殊照明を当てて時間をかけてクリーニングすることで綺麗に除去することができました。
クリーニングによってフィルム表面の防汚機能が落ちてしまうため、部分的にコーティングを施工いたしました。
この部分の費用は合計で10万円程度に納まり、1/3に節約することができました。
ドアとは別にヘッドライト下のフィルムも追加でご相談いただきました。
こちらは白いダメージを除去しようと磨かれたようです。
サイズが小さいことからクリーニングではなく貼替えでの対応を行いました。
プロテクションフィルムを剥がすとこのように。
元のオニキスブラックのボディが見えました。
じっくり見るとこのように小さく塗装が欠けてしまっているのがわかります。
またオーナー様はお気づきではなかったですが小さな凹みも確認できました。
プロテクションフィルムは飛び石など様々なダメージから保護することができるフィルムですが、100%完全に全てのダメージを保護できるわけではありません。
角度やスピードによっては塗装にダメージが残る場合がございます。
しかし貼っていない場合と比較するとダメージの大きさを小さくすることができます。
今回の小さな欠けに関してはペンで塗りつぶした上にフィルムを貼ることでほとんど分からない仕上がりになりました。
ステルスプロテクションフィルムは通常のフィルムとは違い、少し曇っているためシミや傷などが目立ちにくくなる性質があります。
ご覧の通りどこにダメージがあったのかわからない仕上がりです。
ドアの完成写真をご覧ください。
白いもやが消えて元の重厚感のある美しいDEFENDER 110に蘇りました。
他にもボンネットの凹みのデントリペアも施工いたしました。
ステルスプロテクションフィルムが施工されたパネルでもデントリペアが可能です。
ディフェンダーのリアバンパーは突き出しており擦りやすいですが、プロテクションフィルムを施工することで守ることができます。
ドアカップは研磨で小傷を除去してから施工いたしました。
美しいDEFENDER110が完成いたしました。
全面ステルスプロテクションフィルムは特別感と重厚感がたまりません。
オーナー様には仕上がりをご満足頂けたようで良かったです。
ご用命ありがとうございました。
ちなみに噂レベルの話ですが、このマットプロテクティブフィルム はXPELのステルスフィルムという話があります。
施工にあたりメーカーに確認いたしましたが回答がなく、ディーラーに確認しましたが部品は用意されているもののメーカーまで分からないという話でした。
オーナー様は貼り替えた場合、その部分だけ質感が微妙に異なるのではないかと気にされていましたが、今回ヘッドライト下を貼り替えさせていただいた感じ、施工後に全く違和感が無かったためおそらくこの噂は事実だと思われます。
マットプロテクティブフィルムの貼り替えが必要な場合はカーハートのようなXPEL認定施工店にどうぞご相談ください。