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昨日からお預かりしているG63 Editon463のドレスアップ作業が続きます。
実は先日施工した純正ドアエッジモールですが、Gクラスのドアはプレスラインが直角に近いためどうしても浮きが生じてしまいました。
そこでやむなく透明のプロテクションフィルムに貼り替えることとなりました。
せっかくの純正モールも惜しまれますが、プロテクションフィルムの場合ドアの頂点から一本で貼る事ができます。
エディション463専用の黒いサイドデカールがモールで隠れることがないのでそれなりのメリットがあります。
透明のドアエッジプロテクターになりスッキリとした印象となりました。
続いてルームランプをLEDに変更しました。運転席のフロント以外の14箇所のセットを使用しました。
やはり明るいです。
実は純正仕様はフロントだけがLEDで、リアやラゲッジルームはLEDではありません。腑に落ちませんね。
グローブボックスを含めて14点セットでしたが、フットライトだけはオレンジ系のLEDでムーディーな演出となっています。
ここまでは比較的順調に進みましたが最後に山がありました。
スペアタイヤカバーにマットブラックのラップフィルムを施工したのですが、カーハートでは初めての作業でして難航しました。
1人が支えて1人が貼付していきます、作業性が良くないようです。
エッジ面の曲線がきついため全体を大まかに合わせてから、シワの処理をしていくと端に消えないシワが残ってしまいました。
どんなに慎重に進めても仕上がりがイマイチであることが予想されました。そこで何か方法はないかと思案しまして・・
もう一度やり直すこととしました。
今回はまずカバーをタイヤにかぶせてシートをよりひっぱりやすくし、全体を合わせるのではなく一箇所づつ仕上げていく方法に変更しました。
ちなみにスタッフは口にヒートガンを加えて作業しています。ラップフィルム施工はいくらでも手が欲しい難しい作業です。
その結果・・・・
シワのない美しい仕上がりになりました。
フックの穴も全部切り抜いています。
ボディに取り付けてみますとモノトーンで統一されていて違和感のない仕上がりとなりました。
納車の時間に急いでいましたが、この作業に携わっていたスタッフが当店オリジナルのガラスコーティングGENESISを施工してくれました。
苦労して貼ったシートを大切にしたいとの思いから、自然とプラスアルファのケアまで気を回してくれました。
今回ゲレンデに多数のアクセサリーを取付させて頂きました。大変貴重な経験をさせて頂いたと思います。
ゲレンデに関する知識や認識が随分変わりました。それをスタッフも含めて皆が実際に体験することができました。
カーハートはゲレンデ専門店ではありませんでしたが、これから入庫するゲレンデにより親しみを込めてまた良い応対ができる自信を与えて頂きました。
スタッフ一同御礼申し上げます。