こんにちは、株式会社カーハートです。
今回は Mercedes-AMG G63 20th Anniversary Edition マグノマンガナイトグレー の施工実績をご紹介いたします。
今回のG63で
2021年 コーティング施工したマット塗装車 として 9台目
2021年 ご入庫頂いたゲレンデヴァーゲン として 18台目
コーティング施工したマット塗装のゲレンデヴァーゲン として 累計18台目
になります。
カーハートでは年間で500台ほどのお車にコーティングの施工をさせていただいておりますので、この台数がいかに多いかお分かりいただけるかと思います。
今回のG63は限定車の20th Anniversary Editionで、最近ご紹介したクラシックグレーとは別のマグノマンガナイトグレーのマット塗装の1台になります。
岡山県のオーナー様からご用命頂きました。遠方からのご用命、誠にありがとうございます。
施工内容
- GENESIS ガラスコーティング
- プレミアムパック(ホイールコーティング,ウィンド撥水コーティング/全面)
- シリコンワイパーブレード ディーラー純正品
- レザーコーティング 全脚+トリム、ステアリング、ダッシュボードなど
- プロテクションフィルム / ドアエッジ
- プロテクションフィルム / ドアハンドル
- プロテクションフィルム / ヘッドライト
- プロテクションフィルム / ドアステップ
- プロテクションフィルム / ドアステッププレート
- プロテクションフィルム / リアバンパーゲートステップ
- プロテクションフィルム / 左右サイドステップ(ランディングボード)
- ラッピングフィルム / 左右サイドステップ(ランディングボード) / グロスブラック
- コボテクトサンブロックフィルム / TSM-92C / 運転席・助手席
- 透明断熱フィルム / IR-90HD / フロントガラス
- スモーク断熱フィルム / リア5面 / GY-5IR
施工前の状態をご覧ください。
納車されて日を空けずにご入庫頂きましたが、リアのオーバーフェンダーを見るとタイヤワックスが飛散しているのを確認いたしました。
タイヤワックスはタイヤに艶を出し綺麗に見せる効果がありますが、塗装に付着してしまうと汚れになり、場合によっては染み付いてしまうことがあります。
繊細なマット塗装の場合、こういったダメージが悪影響を及ぼしてしまいます。
納車後すぐにカーハートで施工する場合は問題ありませんが、1週間以上時間が空くようであればこの部分だけでも洗っていただいた方が安心です。
またはディーラーに対してタイヤワックスを塗らないように伝えるのも一案です。
ちなみにカーハートでも納車前にタイヤワックスを塗りますが、ゲレンデヴァーゲンの場合は飛び散らないように薄く塗っております。
乗降時に踏みやすいサイドステップ(ランディングボード)ですが、いくらか汚れた状態でした。
プロテクションフィルム・ラッピングフィルムの施工前にクリーニングいたしますが、ステンレスについた小キズやゴムの汚れは落とすことができません。
また、これまでご入庫頂いた新車のゲレンデヴァーゲンの多くでも発生していましたが、フロントグリルの樹脂パーツは若干白くなっていることが多いです。
これは素材ゆえの問題で時間の経過と共に徐々に発生します。
こちらのモール部分も若干白くなっていることがあります。
こちらも素材が原因で至近距離で見ないと分かりません。
こういった箇所が気になる方はご購入・ディーラーでの納車時によくご確認ください。
カーハートはどのような施工も最善を尽くせるように努力いたしますが、樹脂部分についてはクリーニングが難しいです。
コーティングを施工することで白濁化を遅らせることができます。
ゴム部分についてはコーティングができません。
施工中の様子をご覧ください。
こちらはレザーコーティングを行っているところです。
乾燥前のため濡れたようになっておりますが、乾燥後は施工前と状態が変わっていないように見えます。
レザーコーティングは塗りと拭き上げ作業が重要で、ここが甘いと塗り跡がはっきりと見えるようになってしまい、レザーの表面にコーティングの濃淡が見えるようになってしまいます。
上記の写真でも一見拭き取れそうですが、コーティングが固まってしまっているため簡単には落とすことができません。
簡単そうな施工であっても失敗すると見た目に大きな影響を与えてしまうリスクのある、繊細な作業です。
ホイールは外して表面・裏面・ブレーキキャリパー全体にクリーニング&コーティングを行いました。
ゲレンデヴァーゲンは強烈にブレーキダストが出る車種ですので、ホイールコーティングで汚れにくい状態にしておくことがオススメです。
低ダストのブレーキパッドに交換することも可能ですが、ディーラー保証が受けられないリスクがあるため新車時の交換はおすすめできません。
それでは、完成写真をご覧ください。
コーティング施工でマットの質感がより深くなりました。
よくコーティングによってマット塗装に艶が出ないかと質問を受けますが、艶が出ることはございません。
これまで30台近いマット塗装のお車にコーティングさせていただきましたが、艶が出た、見た目が変わってしまったとクレームを頂いたことはございません。
ヘッドライト・ドアエッジ・ドアハンドル・ドアステッププレート・ドアステップ・サイドステップ(ランディングボード)・リアバンパーゲートステップにはプロテクションフィルムを施工いたしました。
ドアカップは爪による引っかき傷が塗装に直接入るのを防ぎます。
リアバンパーゲートステップは荷物やゴルフバッグの金具から生じる引っかき傷を抑えることができます。
ドアステッププレート・ドアステップは乗降時に蹴ったり・踏んでしまうことで生じるダメージから保護します。
サイドステップはラッピングフィルムの上からプロテクションフィルムを施工し、傷から保護しつつブラックアウトいたしました。
マット塗装は傷が入ると再塗装以外に修正する方法ありません。
新車のキレイな状態の時に保護しておくことがオススメです。
横から見るとこのようになりました。
サイドステップをブラックアウトすることによってより重厚感のあるAMG G63に仕上がりました。
マグノマンガナイトグレーの色合いともよくマッチしています。
リアガラスにはスモーク断熱フィルム GY-5IRを施工いたしました。
ゲレンデヴァーゲンの場合、リアガラスには比較的濃い目のプライバシーが入っておりますが、それでも外から中が透けて見えます。
スモーク断熱フィルムを貼っておくことで車内が見えにくく、統一感のある仕上がりになります。
ちなみにクラシックグレーと比較するとこのような感じです。
こちらのクラシックグレーのゲレンデヴァーゲンのサイドステップにはグロスブラックのラッピングフィルムを施工しております。
クラシックグレー・マグノマンガナイトグレー、どちらも爽やかな印象で素敵なカラーリングです。
車内はレザーコーティングを行いました。
施工前後で変わらないのが特徴で、臭いや質感の変化も一切ありません。
ドアトリムにもコーティングを施工いたしました。
ホイールコーティングを施工したホイールはこのように。
マット仕上げのホイールでもコーティングが可能です。
マット塗装という非日常感のある塗装が美しいAMG G63です。
このアングルの写真を見ていると以前施工させていただいたMercedes-Benz G400d STRONGER THAN TIME Edition モンツァグレー・マグノに色味が似ている気がしました。
どちらもグレー系ですがマグノマンガナイトグレーは落ち着いており、モンツァグレー・マグノはやや明るい感じがしますね。
さすがメルセデスといったカラーリングです。
こういった比較も楽しいです。
マット塗装は汚れやすいのでコーティングは必須です。
コーティングしておくことで汚れがつきにくく、美しい状態を保ちやすくなります。
不明点や質問がある方はお気軽にお問い合わせください。
ご用命ありがとうございました。
https://carheart.jp/2021/10/08/coating-g63-20th-anniversary-edition/
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