カーフィルムのスモークの濃さのサンプルと専門店の解説

スモークフィルムの濃さのサンプルと専門店の解説

カーフィルムのスモークの濃さは車内のプライバシー保護や紫外線対策に大きな役割を果たします。

しかし濃さによっては、夜間の視界や運転の快適さに影響を与えることがあります。

この記事ではカーフィルムのスモークの濃さのサンプルと、専門店ならではの解説をお届けします。

カーフィルムのスモークのサンプルと解説

ここでは高品質のスモーク断熱フィルム、ウインコススタンダードフィルムのスモークの濃さで解説いたします。

カーフィルムのスモークの濃さはフィルムの透過率で表されます。

透過率が低いほど濃いスモークとなり、外からの視線を遮る効果が高まります。

ウインコススタンダードの場合、フィルムの遮熱性能はスモークの濃さによって大幅に変わることはありません。

施工後の画像について

実際に施工させていただいた車両の画像もご紹介しますが、仕上がりはフィルム施工前のガラスの透過率によって異なるため、同じフィルムを施工しても画像と同じように仕上がるわけではないことにご注意ください。

GY-45IR

GY-45IRのフィルムを施工したMercedes-Benz CLA180(C117)

非常に薄いスモークです。

夜間でも視界をほとんど妨げず、高い遮熱性能を誇ります。

見え方の違いに個人差はございますが、施工前後で大きな違いは生じません。

視界を最優先する方や、特に夜間運転が多い方や視力が弱い方におすすめのフィルムです。

GY-30IR

GY-30IRを施工したBMW 750iのリアガラス

やや薄めのスモークです。

標準的なプライバシーガラスと同じ濃さのフィルムで視界を確保しやすいフィルムです。

視界を重視する方、軽いプライバシー保護を求める方、あまりスモークでガラスを濃くされたく無い方におすすめのフィルムです。

GY-15IR

リアガラスにフィルムを施工した60系プリウス

中程度のスモークのフィルムです。

プライバシー保護と視界のバランスが取れているフィルムで、1番人気のある濃さです。

ある程度ガラスを暗くしたいものの、夜間の視界は確保されたいオーナー様に選ばれます。

GY-5IR

スモーク断熱フィルムを施工したLEXUS LX600

やや濃い目のスモークです。

外からの視線を大幅に遮断することができ、プライバシーをしっかりと確保します。

元のガラスの透過率が低い場合、夜間、車内が暗く視界が悪くなるおそれがあります。

GY-3IR

GY-3IRを施工した60系プリウスのリアドアガラス

非常に濃いスモークです。

車内がほとんど見えず外からの視線を完全にシャットアウトし、プライバシー保護に最適です。

車内に入る光量が少なくなるため、夜間の視界が良くありません。

可視光線透過率とリアガラスからの見え方

リアガラスにGY-5IRを施工した30系アルファード

スモーク断熱フィルムを施工するとリアドアガラスとリアガラスのスモークの濃さが違うように見えることがあります。

これは施工不良ではありません。

リアドアガラスは向かい側のガラスにもスモーク断熱フィルムを施工しているため、車内に入る光量が絞られることでガラスのスモークが濃く見えます。

しかし、リアガラスは向かい側のガラス(フロントガラス)にフィルムを施工していないため、車内に入る光量が絞られません。

そのため、リアドアガラスとリアガラスで見比べた時に違う濃さのフィルムが貼ってあるように見えることがあります。

可視光線透過率とドライブレコーダー・デジタルインナーミラーとの関係性

リアガラスのフィルムに切りかけを作成した40系アルファード

ドライブレコーダー・デジタルインナーミラーのカメラの取付位置によってはフィルムの濃さを考える必要がございます。

目安としてフィルム施工後の透過率が10%を切る場合、カメラの撮影範囲に切りかけを作る必要がございます。

専門店の解説:適切なカーフィルムの選び方

カーフィルムのスモークの濃さを選ぶ際は、以下のポイントを考慮することが重要です。

  1. プライバシー保護 : 車内の様子を外から見えにくくしたい場合は、透過率が低いフィルムを選びましょう。
  2. 視界の確保 : 夜間運転が多い場合や視界を重視する場合は、透過率が高いフィルムを選ぶことをおすすめします。
  3. 紫外線対策 : UVカット機能があるフィルムを選ぶことで、紫外線から肌を守り、車内の色褪せを防ぐことができます。
  4. 断熱効果 : 夏場の車内温度上昇を防ぎたい場合は、断熱効果の高いフィルムを選びましょう。

可視光線透過率と車検について

リアガラスの可視光線透過率は法律で規制されていないため、どのフィルムを施工しても車検に通ります。

ただし、フロントガラスと運転席・助手席ガラスは可視光線透過率が70%以上必要です。スモークフィルムの施工はできず、可視光線透過率が高い透明断熱フィルムのみが施工可能です。

カーハートのおすすめのフィルム

ウインコススタンダードシリーズ

スモーク断熱フィルムのウィンコススタンダードシリーズ

最もスタンダードで高品質のスモーク断熱フィルムです。

スモークの濃さが5段階から選ぶことができ、ニーズにあったフィルムを選ぶことができます。

ソーラーガードクアンタム

TOYOTA 86のリアガラスに施工したソーラーガードクアンタム

メタリックの輝きを持つソーラーガードクアンタムは遮蔽係数が0.45と日射を遮る割合が高く、遮熱性に優れます。

スモーク系に比べると車内の様子が見えやすいですが、それでも一定のプライバシー保護の効果があります。

遮蔽係数とは

遮蔽係数とはガラスなどの光を通す物質からどれほどの光が入ってくるかを数値化したものです。具体的には、厚さ3ミリの透明フロートガラスの日射熱取得量を基準値「1」として、そのガラスを通して入ってくる太陽光線の流入熱量を示します。この数値が小さいほど、日射を遮る割合が高いことを意味します

ウインコスプレミアムシリーズで0.41~0.61、ウインコススタンダードシリーズで0.6~0.74、透明断熱フィルムで0.89です。

透明断熱フィルム

透明断熱フィルム IR-90HDの情報

施工前後で見え方を全く変えたくないという方におすすめなのが透明断熱フィルムです。

赤外線を69%程度カットしますので、見え方を変えずに快適な車内空間へと改善することが可能です。

まとめ

カーフィルムのスモークの濃さは、ライバシー保護や運転の快適さに直結します。

お客様のニーズに合わせた最適な透過率のフィルムを選び、安全で快適なドライブをお楽しみください。

カーハートはプロの技術で施工し、最高の仕上がりを提供いたします。

お気軽にご相談ください。

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2024年6月3日