6メーカーの比較
耐久年数は各メーカーの公表値です。垂直面(ドアなど)の数値で、水平面(ボンネット・ルーフ)はこれより短くなります。保管環境と使用状況によって大きく変わるため、目安としてご覧ください。
| メーカー | 設立・拠点 | 色数 | 耐久(垂直面) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 3M 2080 Wrap Film | アメリカ | 106色 | 最大8年 | 業界で最も信頼されている定番。ハイグロスは光沢250% |
| ORACAL 970 | ドイツ/ORAFOL | 150色 | 2〜10年 | 厚みがあり、艶が美しい。3大メーカーで最多の色数 |
| Avery Dennison | アメリカ | 118色 | 3〜10年 | 柔らかく施工しやすい。ミラー・クローム系がある |
| HEXIS | 1989年/フランス | 182色 | 2〜6年 | フィルム専業メーカー。特殊効果とテクスチャーが豊富 |
| TECKWRAP | 2012年/アメリカ | 196色 | 3年以上 | 3ヶ月ごとに新色を発表。淡い色からアグレッシブな色まで |
| RWF(Revolution Wrap Film) | 2019年/中国・上海 | 249色 | 2〜5年以上 | 高級車メーカーの塗装色を再現した色を展開 |
3M 2080は、水平面での耐久が最大3年です。ORACAL 970は中央ヨーロッパの気候、Avery Dennisonは日本を含む国々の気候での屋外使用を想定した数値です。いずれも適切なメンテナンスを行った場合の耐候年数です。
定番か、色数か
3大メーカーは、実績で選ばれています
3M、ORACAL、Avery Dennisonは「ラッピング3大メーカー」と呼ばれ、日本でも10年近い施工実績があります。数年後にどう変化するかが分かっているぶん、安心して選べます。
「このフィルムなら間違いない」と指名されるオーナー様も多くいらっしゃいます。
新興メーカーの魅力は、色数です
TECKWRAPは2012年、RWFは2019年の設立。日本での本格的な施工は2021〜2022年頃からで、経年の変化については未知数の部分があります。
それでも選ばれるのは、色数です。3大メーカーで最多のORACALが150色に対し、TECKWRAPは196色、RWFは249色。3大メーカーにない色を求めて選ばれる方が増えています。
ミラー・クローム系ならAvery Dennison
3MとORACALにはない、鏡のように反射するミラー系・クローム系があります。全体に使うほか、部分的なアクセントにも使えます。
純正色に近づけたいならRWF
高級車メーカーの塗装色を再現したフィルムがあり、色名にメーカー名が入っているものもあります。厚みが違うため完全な再現にはなりませんが、かなり近い色合いになります。
各メーカーの詳細
3M 2080 Wrap Film | 106色


「にーまるはちまる」と呼ばれる、カーラッピングで最も信頼されている製品のひとつです。前身の1080から、順応性と伸縮性が改良され、施工性が向上しました。色の見え方は1080シリーズをそのまま継承しています。
耐久性は垂直面で最大8年、水平面で最大3年です。
カーハートでは本国アメリカ版のサンプル帳を採用しているため、一部のフィルムは取り扱いがありません。

ハイグロスカラーの違い
新しく追加されたハイグロスラップフィルムは、一般的なフィルムの250%の光沢があります。写真の左がハイグロスのホットロッドレッド、右が通常のホットロッドレッドです。
蛍光灯が当たっている部分を見ると分かるとおり、光沢が強く、フィルム特有の柚子肌感が抑えられています。より塗装に近い仕上がりになります。
ORACAL 970 | 150色


ドイツのORAFOL社が開発したフィルムです。他社に比べて厚みがあり、光沢が綺麗で艶が美しいのが特徴です。3M 2080より50色ほど多く、微妙に色味の異なるフィルムが多数あります。
耐久性は垂直面で2〜10年です(中央ヨーロッパの気候で屋外使用を想定)。
Avery Dennison Supreme Wrapping Film | 118色

アメリカのエイブリーデニソン社のフィルムです。柔らかく施工しやすいのが特徴で、3M 2080やORACAL 970にはないミラー系・クローム系を揃えています。全体をキラキラと反射させることも、部分的なアクセントにも使えます。
耐久性は垂直面で3〜10年です(日本を含む国々の気候で屋外使用を想定)。
HEXIS | 182色

1989年にフランスで設立されたフィルム専業メーカーです。スタンダードカラーのSKINTAC HX20000シリーズと、特殊効果・テクスチャーが多様なHX30000シリーズがあります。
耐候性は2〜6年で、3大メーカーと比べるとやや劣化が早い傾向にあります。その前提でお選びください。
TECKWRAP | 196色


2012年、アメリカとヨーロッパの自動車愛好家によってメリーランド州ボルチモアで始まったメーカーです。屋外での使用寿命に優れたフィルムを、手頃な価格で提供することを目指しています。
3ヶ月ごとに新しいデザインを発表しており、常に新しいトレンドが入ってきます。マカロンのような淡い色、ニュートラルなグレーやグリーン、見る角度で色味が変わるものまで揃います。
耐用年数は3年以上としています。
RWF - Revolution Wrap Film - | 249色

2019年に中国・上海で設立されたメーカーです。6社のなかで最も色数が多く、高級車メーカーの塗装色を再現したフィルムを展開しています。一部の色名にはメーカー名が入っています。
塗装とフィルムでは厚みが違うため完全な再現にはなりませんが、かなり近い色合いになります。
耐用年数は使用状況により2〜5年以上としています。色数は2025年9月版のカタログによるものです。
画面の色と、実物の色は違います
ラッピングフィルムは、光の当たり方で見え方が大きく変わります。とくにメタリックやフィリップ系は、画面で見た印象と実物がまったく違うことも珍しくありません。
店頭に6メーカーすべてのサンプル帳をご用意しています。実際のお車に当てながらお選びいただけますので、気になる色があればご来店ください。事前にご連絡いただけると、スムーズにご案内できます。









