プロテクションフィルム × 年数
プロテクションフィルムは、
何年もつか
「何年くらいもちますか」というご質問をよくいただきます。目安はありますが、フィルムが実際にもつ年数は、置き場所や乗り方によって大きく変わります。年数がたつとフィルムに何が起きるのか、いつ貼り替えを考えればいいのかを、これまでの施工と貼り替えの実例をもとにまとめました。
目安は5〜7年。10年の保証とは別のものです
保証の内容ボディ用のXPEL(ULTIMATE FUSION、ULTIMATE PLUS、STEALTH)には、初回施工日から10年間の製品保証が付きます。ただし、これは製造上の欠陥による黄ばみ、ひび割れ、ふくれ、剥離に対する保証で、10年間そのままの状態を保てることを約束するものではありません。同じような症状でも、原因によって対応が変わりますので、保証の対象になるかどうかも含めてご相談ください。実用上は5〜7年をひとつの目安とお考えください。
ただ、同じ年数でも、ほとんど走らせずに屋根の下で保管しているお車と、屋根のない場所に置いて毎日乗るお車では、フィルムの状態はまったく違います。目安を過ぎてもきれいなお車もあれば、製品保証の10年を待たずに貼り替えが必要になるお車もあります。貼り替えの時期は、年数だけで決めず、フィルムの状態を見て判断することが大切です。
年数がたつと、フィルムに起きること
年数がたつと、次のような変化が出ることがあります。当店では、屋根のない場所に置くことが多く、洗車の回数も少ないお車で、こうした変化をよく見ます。
黄ばみ、白い濁り
透明だったフィルムが、黄色っぽく、あるいは白く濁って見えるようになります。
ひび割れ
表面に細かなひびが入ります。フィルムが硬くなってきているサインです。
端の浮き
パネルの端から、フィルムが浮いてくることがあります。
艶や質感の低下
艶が鈍くなったり、マットのフィルムの質感が変わったりします。大きな原因は、ウォータースポットや汚れがこびりつくことです。
黄ばみ、ひび割れ、端の浮きは、通常の使い方で起きたものであればXPELの10年の製品保証の対象です。そのため、通常の使い方で出ることはあまりありません。ただ、極端な高温にさらされたり、汚れを長く放っておいたりすると、劣化が早く進むことがあります。洗車機で剥がれた場合や、合わないお手入れでめくれた場合は、保証の対象外です。
ルーフやボンネットのような水平な面は、ほかの面より劣化が進みやすくなります。汚れや水が付いたまま太陽の光を受けることが多く、汚れがこびりついたり、フィルムへのダメージが大きくなったりしやすいためです。
フィルムの状態に影響すること
フィルムの状態には、特に次の3つが影響します。
保管の場所
屋根の下で保管しているか、青空駐車か。日が当たる場所かどうかでも、フィルムの状態は変わってきます。
汚れを放っておく時間
特に鳥のフンは、長く付けたままにするとフィルムに大きなダメージを残します。
洗車の仕方と使うケミカル
市販のワックスやコーティング剤は、フィルムの変色や劣化につながることがあります。
フロントガラス用の目安
フロントガラス用のフィルムは、ボディ用とは別の目安になります。ワイパーの摩擦を繰り返し受けるため、使用状況によっては1〜2年で貼り替えが必要になることがあります。
貼り替えを考えるタイミング
黄ばみやひび割れ、端の浮きが見えてきたら、まずは早めにご相談ください。XPELのフィルムであれば、保証で直せる場合があります。ただし、10年を過ぎたり、お手入れが足りず適切な管理ではないと判断されたりすると、保証は使えません。劣化が進んでいれば、なるべく早めの貼り替えをおすすめします。汚れや拭き跡のムラであれば、貼り替えずにクリーニングで良くなることもあります。
特にひび割れは、フィルムが硬くなってきている証拠です。そのままにしておくと、剥がすときに1枚ではめくれず、細かくちぎれるようになります。剥がす作業に時間がかかり、料金が高くなったり、お預かりが長くなったりすることがあります。また、劣化が進んだフィルムを剥がすと、塗装に跡が残っているお車も多く見てきました。
貼り替えた例
ポルシェのリアフェンダーに貼られている純正のストーンガードも、プロテクションフィルムの一種です。年数がたったストーンガードの貼り替えを、よくご依頼いただきます。
長くきれいに保つためにできること
なるべく屋根の下に置く
ガレージやカーポートなど、屋根のある場所に置けるのであれば、それがいちばん効果があります。
汚れを長く放っておかない
鳥のフンなどは、気づいたら早めに落としてください。
フィルムを磨かない、合わないケミカルを使わない
マットのフィルムは、磨くと戻らない白いもやができることがあります。合わないクリーナーで拭いて、ムラが残ったお車もあります。気になる汚れがあるときは、ご自分で磨く前にご相談ください。
点検とメンテナンスに出す
フロントフル施工・フル施工のお客様には、施工後3〜6か月で無料点検をご案内しています。それ以降も、貼り替えたほうがよいかどうかの点検は、いつでも無料で行っています。メンテナンスでは、コーティングと同じように丁寧に洗車し、フィルムのクリーニングも行います。内容はお車の状態に合わせますので、お問い合わせください。
フィルムの上にコーティングを施工する場合は、XPEL純正のコーティングを使います。他社製のセラミックコーティングを使うと、XPELの製品保証が受けられなくなるためです。
クリーニングした例
貼り替えと剥がすときの費用
- 当店で施工
- 貼り替える場合、費用は1パーツあたり無料から税込22万円程度です。小さなフィルムは、無料で貼り替えることもあります。
- 他店で施工
- ドアエッジやドアカップなど小さな部位は、貼り替える場合の剥離費用を基本的にいただきません。ただし、劣化の具合によっては変わることがあります。フロントバンパー、ボンネットの剥離費用は、1部位あたり税込11,000円〜44,000円程度です。
- 汚れやムラ
- シミやウォータースポット、拭き跡のムラは、状態によっては貼り替えずにクリーニングで取れることがあります。
プロテクションフィルムの費用は、お車や部位、フィルムの状態によって変わります。詳しくはお見積りでご案内します。特にひび割れが進んだフィルムは、剥がすのに時間がかかるため、この金額から変わることがあります。
気になる箇所のアップと、そのパネル全体の写真をお送りください。施工した時期やフィルムの製品名も、分かる範囲で教えてください。分からなくても大丈夫です。写真だけですべては判断できませんが、費用のおおよその目安をお伝えします。













