こんにちは、株式会社カーハートです。
今回はBMW 8シリーズ グランクーペ(G16)への、透明断熱フィルムとフロントガラス用プロテクションフィルムの施工実績をご紹介いたします。
施工内容
- 透明断熱フィルム / フロントガラス IR-90HD
- 透明断熱フィルム / 運転席・助手席 IR-90HD
- プロテクションフィルム / フロントガラス ARMORTEK
ご新規のオーナー様よりご用命いただきました。
この度はご用命いただきありがとうございます。
BMW 8シリーズ グランクーペは低く伸びやかなクーペスタイルと4ドアの実用性を組み合わせたモデルです。
ボディの全高が低く、フロントガラスも大きく傾斜しているため、運転席にはフロントガラスとサイドガラスの両方向から日差しが入り込みます。

夏場の運転では車内温度だけでなく、顔や腕、上半身へ直接伝わる日差しの熱を負担に感じることがあります。
最近の神戸市では日中の気温が30℃を超え、35℃前後まで上がることも珍しくありません。
外での作業が難しいと感じるほどの暑さですが、車内ではエアコンを強くしているのになかなか涼しくならないことがあります。
夏に入ってからカーフィルムに関するお問い合わせが増えています。
特にご相談が多いのが、フロントガラス、運転席、助手席へ施工する透明断熱フィルムです。

今回はフロントガラスと運転席・助手席ガラスに、透明断熱フィルムのIR-90HDを施工しました。
IR-90HDは見た目の透明感をほとんど変えずに、紫外線や赤外線による車内への熱の侵入を抑えるためのフィルムです。
運転席・助手席ガラスだけに施工することもできますが、運転中に最も広い範囲から日差しが入るのはフロントガラスです。
正面から入る日差しが強い時間帯では、運転席・助手席だけを施工しても、フロントガラスから伝わる熱を感じることがあります。
そのため暑さ対策を重視される場合は、フロントガラスを含む3面への施工がおすすめです。
ただしフロントガラスへの施工は、リアガラスやサイドガラスと比べて難易度が高くなります。

透明断熱フィルムを施工したBentley Bentaygaのフロントガラス
フロントガラスは面積が大きく、上下左右に湾曲しています。
フィルムをそのまま貼ることはできないためガラスの曲面に合わせて熱を加えながら成形し、しわや縮み不足が出ないよう調整する必要があります。
運転中、常に視界に入る場所であることも、難しさのひとつです。
小さな異物や気泡、成形時のムラでも、運転席からは気になる場合があります。
さらに近年の車両では、フロントガラス周辺にドライブレコーダー、センサー、運転支援カメラ、各種アンテナなどが集まっています。
水分や工具が電子機器へ影響しないよう、車両ごとの構造を確認しながら作業しなければなりません。
こうした理由からリアガラスや運転席・助手席ガラスには対応していても、フロントガラスへの施工は受け付けていないディーラーや施工店もあります。
カーハートではガラスの形状や車両装備を確認し、施工可能と判断した車両についてフロントガラスへの施工を承っています。
フロントガラスと運転席・助手席ガラスには、施工後も可視光線透過率70%以上が求められます。
透明断熱フィルムであっても、どの車にも無条件で施工できるわけではありません。
ガラス自体にも色や赤外線カット機能があり、車種や年式、ガラスの個体差によって元の透過率が異なります。
フィルムを貼ると透過率はわずかに低下するため、元の数値に余裕がない車両では、施工後に基準を下回る可能性があります。
大切なのはフィルム単体の数値ではなく、車両のガラスへ施工した状態で基準を満たしているかどうかです。
今回もガラスの状態と透過率を確認しながら施工を進めました。
フロント3面への施工をご検討中の方は車種名だけで施工可否を判断せず、実車での測定をおすすめします。

飛び石対策でフロントガラスの外側に施工するプロテクションフィルムを施工したBMW M3 Competition (G80)
今回のオーナー様は、もともと暑さ対策として透明断熱フィルムを検討されていましたが、追加でフロントガラス用プロテクションフィルム ARMORTEKもご用命いただきました。
詳しくお話を伺うと高速道路を走行する機会が多く、これまでフロントガラスの飛び石による破損にも悩まれていたそうです。
透明断熱フィルムが車内側から熱や紫外線を抑える施工であるのに対し、ARMORTEKはガラスの外側を覆い、走行中の飛び石による欠けやひび割れのリスクを軽減するためのフィルムです。
フロントガラスの交換費用はガラス本体だけでなく、運転支援カメラの調整や周辺部品の脱着を含めて高額になることがあります。
特に高速道路を走る機会が多い方にとって、フロントガラスの保護は検討する意味のある施工です。
ただし、どのような飛び石でも防げるわけではありません。
石の大きさや速度、当たる角度によっては、フィルムを施工していてもガラスが破損する可能性があります。
完全に防ぐものではなく、損傷のリスクを抑えるための施工としてご案内しています。

フロントガラス外側にプロテクションフィルムのARMORTEK,内側に透明断熱フィルム IR-90HDを施工したBENTLEY Continental GT MULLINER
今回のフロントガラスは外側にARMORTEK、内側にIR-90HDを施工しています。
ひとつのガラスに対し、外側からは飛び石対策、内側からは暑さ対策を行う二重施工です。
それぞれ異なる役割を持つため、使用環境に合えばメリットの大きい組み合わせです。
一方で、施工前にご理解いただきたい注意点もあります。
フロントガラス用プロテクションフィルムは、一般的なカーフィルムよりも厚みがあります。
フィルム越しに前方を見ることになるため、ガラスの湾曲や視線の角度によって、わずかな光学的な歪みを感じる場合があります。
さらに内側へ透明断熱フィルムを施工すると、2種類のフィルムを通して見ることになるため、歪みを感じる可能性は通常よりも高くなります。
歪みの見え方には車両のガラス形状だけでなく、ドライバーの身長、着座位置、視線の向き、目の感じ方も影響します。
そのためフロントガラスの内外両面への施工は、すべての車両、すべてのオーナー様へ一律におすすめできるものではありません。
今回は考えられるリスクをご説明し、オーナー様にご理解いただいたうえで施工しました。
施工後は歪みが確認できる部分がありましたが、オーナー様にも実際に運転席からご確認いただき、気にならない程度とのことでした。
暑さと飛び石の両方へ備えられる一方、視界の感じ方には個人差があります。
ご検討中の方には、メリットだけでなく、こうした注意点も施工前にご説明いたします。

施工後もフロントガラスと運転席・助手席ガラスの見た目は全く変わっていません。
IR-90HDは透明度が高く正面や側面から見てもフィルムを貼ったような印象にはなりません。
BMW 8シリーズ グランクーペが持つ長く伸びやかなサイドシルエットや上品な外観を崩さずに、暑さ対策を加えることができました。
運転席・助手席ガラスは、フロントガラスと同じIR-90HDで統一しています。
前方と側面から入る日差しをまとめて対策することで、運転席周辺の体感改善につながります。
透明断熱フィルムは、車内を冷蔵庫のように急激に冷やすものではありません。
しかし日差しによって伝わる熱を抑えることで、エアコンを使用した際に車内が冷えやすくなり、運転中に腕や顔へ感じる熱さの軽減が期待できます。
特に大きなガラスを持つ車両や、日中の移動が多い方、高速道路を長時間走る方に適した施工です。
BMWをはじめ、輸入車への透明断熱フィルム、フロントガラス用プロテクションフィルムをご検討中の方は、カーハートへご相談ください。
車種、ガラスの透過率、使用環境、高速道路の利用頻度などを確認し、透明断熱フィルムのみ、プロテクションフィルムのみ、内外両面への施工を含めてご提案いたします。
その後、今回のオーナー様から別のお車にも同様の施工をご用命いただきました。
実際にお乗りいただく中で、透明断熱フィルムによる暑さの軽減や、フロントガラスを保護できる安心感を感じていただけたのではないかと思います。
一度施工したお車で使用感をご確認いただいたうえで、別のお車にも同じ施工をお選びいただけたことを大変うれしく思います。
この度はご用命いただきありがとうございました。





