プロテクションフィルム × 中古車・経年車
新車でなくても、
プロテクションフィルムは貼れるか
「新車ではないのですが、貼れますか」というご質問をよくいただきます。中古で購入されたお車も、長く乗られているお車も、基本的には施工できます。ただ、新車とは違って、これまでに受けた傷や塗装の状態が仕上がりに影響します。貼る前に知っておきたいことを、これまでの施工の実例をもとにまとめました。
年式を問わず、基本的には施工できます
プロテクションフィルムは、新車・経年車を問わず、基本的にすべてのお車に施工できます。ただし、塗装が弱っていて、フィルムを貼るだけで塗装が剥がれるおそれがある場合は、お断りすることがあります。施工内容は、実車を確認したうえで確定します。
新車との違いは、貼る前の準備です。新車はそのまま施工できますが、経年のお車で深い傷や水ジミがある場合は、研磨をしてから貼るかどうかをご相談します。
貼る前の傷は、フィルムの下に残ります
フィルムは透明なので、下の塗装の状態がそのまま見えます。貼ってから「やはり磨いておけばよかった」と思っても、剥がさない限り手を入れられません。
細かな洗車傷
浅い傷は、フィルムを貼ると目立たなくなります。そのため、原則として研磨は行いません。施工する面の汚れを落とすクリーニングや軽い研磨は、施工に含まれます。
深い傷、水ジミ
貼ったあとも見えます。研磨で消える傷もあれば、鈑金塗装が必要な傷もあります。
飛び石で欠けた塗装
フィルムを貼っても、欠けた塗装は元に戻りません。塗装がなくなっているところに貼ると、そこだけ空気が入り、白っぽく見えることがあります。
深い傷を消してから貼りたい場合は、別途の研磨(税込66,000円〜154,000円)を承ります。カーハートは1993年にコーティング専門店として始まり、30年以上ボディの研磨を続けています。新車以外でフル施工をご検討の場合は、研磨もあわせてご相談ください。
塗装の状態によっては、お断りすることがあります
純正の焼付塗装であれば、通常の剥離で塗装が剥がれることはほとんどありません。ただし、次のような塗装は、施工中や剥がすときに影響が出ることがあります。当てはまる場合や、分からない場合は、施工前にお知らせください。
- 再塗装した箇所
- 焼き付けされていない塗装や、クリアを軽く塗っただけの塗装は、施工中に剥がれる可能性があります。
- タッチアップした箇所
- 剥がすときに、塗装へ影響が出ることがあります。
- 劣化した塗装
- 塗装が弱っている場合は、剥がすときに塗装が剥がれることがあります。フィルムを貼るだけで剥がれるおそれがある場合は、施工をお断りします。
- カーボン・FRPのパーツ
- パーツ側の接着が弱いと、剥がすときに傷むことがあります。
ボンネットやドアなどの端は、新車であっても塗装が弱い部分です。どこまで内側に巻き込むかは、塗装の状態を見て判断します。再塗装やタッチアップをした箇所の塗装剥がれは、保証の対象外です。
年数がたったお車ならではの注意点
施工範囲の選び方部品の経年変化やこれまでに受けた傷によって、仕上がりに影響が出ることがあります。施工前にお車を拝見し、気になる箇所をご説明します。
つなぎ目からゴミが出ることがある
パーツのつなぎ目にあるスポンジやゴムが弱っていると、すき間からゴミが出てきて、フィルムの下に入りやすくなります。丁寧にクリーニングして最小限に抑えていますが、完全にはなくせないことがあります。
古い保護シールやデカールがある
年代によっては、乗り降りで傷が入りやすい部分に保護シールが貼られています。年数がたつと黄ばみや浮きが出るため、ご希望に応じて剥がしてから施工します。デカールの上から貼る場合は、段差にごくわずかに空気が残ることがあります。
前のオーナーが貼ったフィルムがある
どのメーカーの製品がいつ施工されたのか、どんな洗車用品を使ってよいのかが、分からないことがほとんどです。お手入れの方法に迷われたときは、作業される前にご相談ください。
他店で施工されたフィルムを貼り替える場合、ドアエッジやドアカップなど小さな部位は、剥離費用を基本的にいただきません。フロントバンパー、ボンネットは1部位あたり税込11,000円〜44,000円程度です。施工された方法や状態によっては、お受けできない場合があります。
貼るなら、購入した直後がおすすめです
プロテクションフィルムは、これからの傷を防ぐためのものです。飛び石や擦れが入ってから貼ると、その傷はフィルムの下に残ります。新車の納車直後と同じように、状態の良い中古車を買った直後の施工をおすすめします。研磨をしてから貼る場合も、傷が少ないうちのほうが整えやすくなります。
新車ではないお車に施工した例
中古で購入されたお車や、年数がたったお車のご依頼も多くいただいています。
2022年式 Audi R8
中古で購入されたお車です。たまっていた洗車傷を研磨で整え、塗装の艶を引き出してからフル施工しました。
2016年式 PORSCHE 911 GT3 RS(991.1)
購入されたばかりで、これから乗り出すというときのご依頼でした。飛び石を受けやすいフロント周りを中心に施工しました。
PORSCHE 911 GT3 RS(997.2)
走行距離の少ない良い状態の1台です。施工前からあった飛び石の跡は残ることをお伝えしたうえで施工し、ドアステップ周りの古い保護シールは剥がしました。
Lamborghini Huracán Performante
フィルムが貼られた状態で購入されたお車です。市販のクリーナーで拭いて残ったムラを、クリーニングで取りました。








