こんにちは、株式会社カーハート神戸店です。
カーハートではこの度フロントガラス専用のプロテクションフィルム「ARMORTEK(アーマーテック)」を導入いたしました。
2024年8月の導入時に施工したBMW M3 Competition(G80)とともに、フィルムの特徴や耐久性、施工料金をご紹介します。
まずは施工後の写真をご覧ください。

施工したのはBMW M3 Competition(G80)です。
施工後も視界はクリアで、貼ってあることがほとんど分からない自然な仕上がりです。
運転中は常にフロントガラス越しに周囲を確認するため、フィルムを選ぶ際には透明度と歪みの少なさも重視しています。
ARMORTEKとは
ARMORTEKは日本製のフロントガラス用プロテクションフィルムです。
国内企業の技術協力を受けて開発された純国産のフィルムで、「すべてのガラスに安心と安全を」をコンセプトにしています。
前身はフロントガラス用のプロテクションフィルムとして高い評価を得てきたP-shield(ピーシールド)です。
P-shieldはPanasonicとS-Companyの共同開発によって生まれたフィルムで、業界では広く知られています。
導入の際に、施工も手がける販売代理店のご担当者様にお話を伺いました。
フロントガラスへの施工を検討されているお客様に「P-shieldの後継フィルムです」とご説明すると、多くの方がその場で納得され、施工を決められるそうです。
P-shieldを使った経験のある方には、後継フィルムという説明が製品を知っていただくきっかけになっているそうです。

このお車は、以前フロントバンパーなどのボディにXPELのプロテクションフィルムを施工いたしました。
2026年10月追記
XPELからもフロントガラス用のプロテクションフィルムがリリースされていますが、カーハートではフロントガラスについては引き続きARMORTEKを採用しております。
ARMORTEKの4つの特徴
PET素材で、歪みや濁りが少ない
ARMORTEKの基材は高透明のPETフィルムです。ボディ用のプロテクションフィルムに多いポリウレタン(TPU)に比べて硬く、濁りや歪みが出にくいのが特長です。
フロントガラスに使うフィルムとして、施工後の見え方は重要です。
一方でPETは柔らかいTPUのように伸びないため、曲面のあるフロントガラスに浮きや気泡なく貼るには高い技術が求められます。
気泡が残ると本来の保護性能を発揮できないこともあるため、ガラスの形状に合わせた成形と丁寧な貼り付けが必要です。
125μmの4層構造でガラスを守る

ハードコート層と高透明PETフィルムを組み合わせた、厚さ125μmの4層構造です。飛び石や傷からガラスを守ります。
メーカーの試験では超硬センターポンチでガラスを打撃したところ、フィルムを貼っていないガラスは割れましたが、ARMORTEKを施工したガラスはフィルムにわずかな打痕が残っただけで、ガラスは無傷でした。
CO2エアガンで距離5mから鉄球を撃ち込む衝撃試験も公開されています。
※試験は一定の条件で行われたものです。実際の飛び石は大きさや当たる角度などが異なるため、すべての傷やひび割れを防げるわけではありません。
水接触角113°の高い撥水性
表面のトップコートは水接触角113°の高い撥水性能を持っています。
- 雨や雪の日でも視界を確保しやすい
- 汚れが付きにくい
- ワイパーを使う回数が減る
ワイパーによる摩擦が減れば、フィルムの消耗を抑えることにもつながります。
撥水の効果は雨量や走行条件によって変わるため、視界の確保に必要なときはワイパーを使用してください。
剥がすときに糊が残りにくい
特殊な粘着層を使っているため、剥がすときに元のガラスを傷めにくい設計です。
糊はムラなく均一に広がるため、透明度を保つことにも役立っています。貼り替えや、お車を手放す際の取り外しにも配慮されています。
メーカー公表の性能値
- 構造:ハードコート層と高透明PETフィルムによる4層構造(厚さ125μm)
- 全光線透過率:91.9%
- 可視光線透過率:89.6%(車検適合には施工後の透過率などの確認が必要です)
- 写像鮮明性(DOI):98.5%
- 紫外線カット率:98.3%
- 水接触角:113°
写像鮮明性はフィルムを通して見える像の鮮明さを示す指標です。
100%に近いほど、像のぼやけが少ないことを示します。
ただし、実車での見え方はガラスの形状や施工状態によっても変わります。
紫外線も98%以上カットするため、ダッシュボードや内装の日焼け対策にもなります。
※車検への適合は製品の公表値だけで判断するものではありません。
フロントガラスはフィルムを貼った状態で、運転に必要な視野の範囲の可視光線透過率70%以上などの保安基準を満たす必要があります。
カーハートでは施工前にガラスの透過率や形状を確認しています。
耐久性の目安と採用実績
ARMORTEKには次の機関・車両や競技での採用実績があります。
- 埼玉県警察のパトロールカー
- 東京消防庁の全地形活動車
- アジアクロスカントリーラリー(AXCR)の出場車両
- ホンダコレクションホールの収蔵車両
- ドリフト競技「D1グランプリ」「D1ライツ」の公認ウィンドウ保護フィルム(2026年シーズンから採用。メーカーの2026年5月1日付発表では、2026年は装着推奨、2027年度から装着義務化)
前を走る車の飛び石を至近距離で受け続けるドリフト競技や、悪路を走り抜けるラリーなど厳しい環境でも使われています。
ガラス部品の入手が難しい希少なヴィンテージカーやクラシックカーの保護にも向いています。
飛び石対策に加えて、紫外線対策、高い撥水性、万一のときの飛散防止など、さまざまな機能を備えています。前身のP-shieldと同じく、クリアな状態を長く保ちやすい設計です。
フロントガラス用のプロテクションフィルムの耐久性は、ワイパーを使う頻度、使用環境、保管状況、走行距離によって大きく変わります。
- 屋外保管で毎日のように乗るお車:1〜2年程度が目安
- 屋内保管で雨の日は乗らないなど、ワイパーを使う機会が少ないお車:それより長くもつ傾向
走行距離が長いほど、飛び石を受ける回数も、ワイパーを動かす回数も増えます。
週末だけ乗るお車と、通勤で毎日長い距離を走るお車とでは、同じフィルムでも持ちが変わります。
ボディやヘッドライトのフィルムが5〜7年以上もつのに対して、フロントガラスはワイパーが何百回、何千回と繰り返し表面をこすります。
どれほど強いフィルムでも、この摩擦は少しずつダメージになります。
ほとんどのフロントガラス用プロテクションフィルムが、同じ1〜2年を耐久の目安にしています。
一方で、ご相談いただいたオーナー様のお話からは、フィルムによって耐久性に差が出ることもうかがえます。
こうしたお話も踏まえ、カーハートでは耐久性を重視する方にARMORTEKをご案内しています。

1〜2年は使用状況による目安であり、保証期間ではありません。
フィルムの傷や白化、見え方を確認しながら、貼り替え時期をご案内します。
日頃はガラス面とワイパーブレードを清潔に保ち、乾いた状態でワイパーを動かさないようにしてください。
ARMORTEKの料金の目安
フロントガラス専用プロテクションフィルムの料金は、1面で110,000〜154,000円(税込)が目安です。
ARMORTEKを標準とし、ガラスの形状や施工条件によってはSTEK DYNOtopをご提案しています。
金額はフロントガラスの大きさや形状、施工難易度によって変わります。車種と年式をお知らせいただければ、施工可否とあわせて金額をご案内します。お見積りは無料です。
近年のお車は、自動ブレーキ用のカメラやレーダーセンサー、ヘッドアップディスプレイなどを備えています。
フロントガラスもカメラやヘッドアップディスプレイに対応するなど、高機能になっており、交換後にカメラの調整が必要な車種もあります。
飛び石でガラスを交換すると、車種によっては数十万円の費用がかかることもあります。
ガラス交換の費用や手間を減らすため、傷やひび割れが入る前の対策として、フロントガラスへのフィルム施工をご検討いただいています。
ほかのフィルムとの比較は、フロントガラス専用プロテクションフィルムのページでご覧いただけます。
施工のご相談やお見積りは、お気軽にお問い合わせください。
最新のARMORTEKの施工実績

Ferrari 12Cilindri Bianco Italia


PORSCHE 911 Carrera GTS Type 992.1












